- 横山大観
- Taikan Yokoyama
- よこやま たいかん
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霊峰不二山/横山大観
夜桜/横山大観
村童観猿翁/横山大観
喜撰山/横山大観
梅花/横山大観
霊峰之秋/横山大観
| 略歴 | |
|---|---|
| 【1868年（明治元年）】 9月18日、茨城県水戸で水戸藩士酒井捨彦の長男として生まれる。本名・秀磨。正字体・大觀。 【1878年（明治11年）】 一家で上京。 【1881年（明治14年）】 東京府中学（現・都立日比谷高校）に入学。 【1885年（明治18年）】 東京府中学校）を卒業。 私立東京英語学校（現・日本学園高校）に入学。 傍ら渡辺文三郎に鉛筆画を学ぶ。 【1988年（明治21年）】 母方の姻戚横山家を継ぎ、姓を横山と改める。 結城正明につき、毛筆画を学ぶ。 東京美術学校創立事務所に狩野芳崖を訪ね、教えをうける。 【1889年（明治22年）】 東京美術学校第一期生として入学。 岡倉天心、橋本雅邦らに学ぶ。 東大への進学を切望していた父親に画家になることを大反対され、卒業するまで書籍の図版を模写するアルバイトで生計と学費を立てる。 【1893年（明治26年）】 東京美術学校を卒業。 京都市立美術工芸学校（現・京都市立芸術大学）予備科教諭となる。 【1896年（明治29年）】 京都市立美術工芸学校予備科教諭を退職。 東京美術学校図案科の助教授となる。 「無我」を創作し、初めて雅号「大観」を使い始めるようになる。 【1897年（明治30年）】 第2回絵画共進会で「無我」が銅牌を受賞。 長野上田の儒者の娘・滝沢文子と結婚。 【1898年（明治31年）】 校長・岡倉天心らとともに東京美術学校の助教授を辞職。 日本美術院創立に参加。私財を投入して設立運営に奔走。 朦朧体(もうろうたい)と呼ばれる新しい画風を創り出す。 第5回絵画共進会で「屈原」が銀牌一席を受賞。 【1899年（明治32年）】 第7回絵画共進会で「夏日四題」が銅牌を受賞。 長女・初音が生まれる。 【1900年（明治33年）】 第8回絵画共進会で「長城」が銀牌を受賞。 第9回絵画共進会で「木蘭」を銀牌一席を受賞。 【1901年（明治34年）】 菱田春草と、九州･北陸各地へ写生旅行。 【1902年（明治35年）】 第12回絵画共進会で「茶々渕」が銀牌一席を受賞。 第13回絵画共進会で「迷児」が銀牌を受賞。 【1903年（明治36年）】 妻・文子が肺を病み死去。 春草とともにインドを訪問。 【1904年（明治37年）】 春草らとともに渡米。 【1905年（明治38年）】 春草らとともに渡欧。 長女死去のため帰国。 【1906年（明治39年）】 東京四谷の材木商の娘・遠藤直子と再婚。 岡倉天心が住んでいた茨城県の五浦へ転居。 【1907年（明治40年）】 父・酒井捨彦が死去。 文展の審査委員となる。 国画玉成会評議員となる。 【1909年（明治42年）】 東京都台東区池之端に転居。 【1910年（明治43年）】 寺崎広業、山岡米華らと中国旅行。ロバを買って帰る。 【1913年（大正2年）】 妻・直子が肺を病み死去。 文展の審査員を辞任。 【1914年（大正3年）】 日本美術院を再興。 判事の娘・静子と3度目の結婚。 【1924年（大正13年）】 下村観山、竹内栖鳳、川合玉堂らと「淡交会」を結成。 【1928年（昭和3年）】 ベニート・ムッソリーニに「立葵」が献呈。 【1930年（昭和5年）】 イタリアに美術使節として訪問。 【1931年（昭和6年）】 帝室技芸員となる。 【1934年（昭和9年）】 朝日文化賞を受賞。 【1935年（昭和10年）】 帝国美術院会員となる。 【1937年（昭和12年）】 第1回文化勲章を受章。 帝国芸術院会員となる。 【1945年（昭和20年）】 3月10日、空襲で住居が焼失。 熱海伊豆山の別荘に移り住む。 【1951年（昭和26年）】 日本美術院会員を辞す。 文化功労者となる。 【1954年（昭和29年）】 8月、東京都台東区池之端の焼失した住居の土台をそのまま利用して新居が再建され、住み始める。 茨城県名誉県民第1号となる。 【1957年（昭和32年）】 作品「不二」絶筆となる。 【1958年（昭和33年）】 2月26日、東京の自宅にて気管支肺炎のため逝去。89歳。 正三位勲一等旭日大綬章を追贈される。 【1976年（昭和51年）】 東京都台東区の大観邸に（財）横山大観記念館が開館。 |
