- 鴨居 玲
- Rei Kamoi
- かもい れい
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出を待つ(道化師)/鴨居玲
風船/鴨居玲
教会/鴨居玲
1982年 私/鴨居玲
望郷を歌う(故高英洋に)/鴨居玲
ボリビア風景/鴨居玲
略歴 | |
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【1928年 (昭和3年)】 2月3日、新聞記者の父・悠、母・茂代の次男として金沢で生まれる。 しかし、生年月日、場所に異説あり。 【1946年 (昭和21年)】 金沢市立金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)に入学。 宮本三郎に師事する。 【1948年 (昭和23年)】 第2回二紀展にて初入選。 【1949年 (昭和24年)】 第3回二紀展褒状を受賞。 二紀会同人に推挙される。 【1950年 (昭和25年)】 金沢美術工芸専門学校洋画専攻科を卒業。 【1952年 (昭和27年)】 兵庫県西宮市に移り、芦屋・田中千代服装学園の講師となる。 【1954年 (昭和29年)】 第8回二紀展で「空気の層」等が同人努力賞を受賞。 【1958年 (昭和33年)】 神戸に転居。 第12回二紀展で「腕時計」等が同人賞を受賞。 【1959年 (昭和34年)】 渡仏。 【1961年 (昭和36年)】 帰国。 二紀会を退会。 【1962年 (昭和37年)】 シェル美術賞展で「蠢(B)」が佳作賞を受賞。 【1963年 (昭和38年)】 ブラジルからパリへ。 【1965年 (昭和40年)】 帰国。 【1966年 (昭和41年)】 ル・サロン展で褒賞を受賞。 【1967年 (昭和42年)】 再び、二紀会会員になる。 【1968年 (昭和43年)】 初の個展。このとき、下着デザイナーの姉・鴨居羊子を通じて知り合った小説家・司馬遼太郎と親交を持つ。 二紀会選抜百人展で百人展賞を受賞。 【1969年 (昭和44年)】 「静止した刻」が第12回安井賞を受賞。 「ふりかえる」が第4回昭和会展優秀賞を受賞。 【1971年 (昭和46年)】 スペイン・ラ・マンチャのバルデペーニャス村にアトリエを構え、制作に没頭。 【1973年 (昭和48年)】 第27回二紀展で「私の話を聞いてくれ」「廃兵」が文部大臣賞を受賞。 【1976年 (昭和51年)】 スペインからパリへ移り、市郊外ヌイイのヴィクトル・ユーゴー街に画室を持つ。 【1977年 (昭和52年)】 帰国。 【1980年 (昭和55年)】 神戸市文化賞を受賞。 【1982年 (昭和57年)】 再び、二紀会を退会。 この頃から入退院を繰り返すようになる。 【1984年 (昭和59年)】 兵庫県文化賞を受賞。 金沢美術工芸大学の非常勤講師となる。 【1985年 (昭和60年)】 9月7日、神戸市の自宅で排ガスにより自殺。 心臓の病気と、創作に行き詰まり(この時期は自画像をひたすら描いている)、たびたび自殺未遂を繰り返した末の死であった。57歳。 |